もうすぐ確定申告のシーズンが始まりますね!
ところで「特定支出控除」というのをご存知でしょうか?

特定支出控除とは?

特定支出控除とは収入から経費を控除できるようにした制度でサラリーマンの方にも証明できるものがあれば認められる場合があります。
特定支出控除を受けるためには確定申告をする必要があり、経費にする種類によって書類を揃えなければいけません。
ご自身の管轄の税務署に電話をして聞くと教えてくれるので、分からない方は聞いてみましょう!

・通勤手当が支給されていない・仕事の制服を自腹購入している・テレワークのためにPCやその周辺機器を購入した
というようなことが複数あれば、確定申告を検討したほうが良さそうですね!

特定支出控除が適用される条件

特定支出控除がサラリーマンでも経費を認めてもらえる制度ということは上記で書きましたが、いくら100%仕事のための支出だとしても給与所得控除額の2分の1以下は認められません。給与所得控除額の2分の1を超えた部分の金額というところにご注意ください!

まとめ

特定支出控除という制度を使う場合、給与所得控除額の半分以上に相当する金額の支出が必要になります。
たとえば給与所得が年収162万5000円以下の方であれば給与所得控除額は55万円です。
つまり27万5000円を超えた支出の分ということになるので、平均年収の方はかなりの支出を自腹で払っている必要があるので、経費として認めてもらうには絶望的な金額ですね!
そもそも、特定支出控除を適用できるような支出がある会社ってどうなの?と思いますね。