少子化で子供の人数が少なくなってPTAの上部組織から退会する地域が増えているとか。

PTAって本音はみんな加入したくありません。
なので、最低限の役割だけ残して廃止にしていいと思うんです。

それなのに、地区のPTAが上部組織の連合会や協議会に加入していると、講演会や研修会、講演会への参加、資料作りなどの仕事が増えて、結果役員の人数が必要になって何回も役員にならなくてはいけなくなります。

「なんのために?」その役割があるのかを今一度見直す必要があると思います。

地区によって役員名や数は異なりますが、たとえば私の地区にある役職の一つ「食育委員」。
活動内容としては、新年度の4月に学校で出される給食を食べて、年に2回ある研修会に参加します。

で、その研修会のフィードバックもないし、食育に対してなにかを配信することも一切ありません。

これって必要ですか?
と役員選出のときに疑問を投げたのですが、現PTA会長と校長が「いままでずっとやってきているので!」と思考するのをやめています。

また、父親委員については年に3回の除草作業だけですが、みんなが土、日曜休みなわけでもないし、変則勤務や出張、休日出勤なんかで全員が揃うことはありません。
そこで私は学校でアルミ缶回収などで得た財源で市に登録しているご老人たちの雇用を活用してはどうだろうか?と投げかけました。

返ってきた回答は「父親という名目を外して、母親も委員になれるようにして人員を増やしましょう!」でした。

素人が7人集まって除草作業するというのが効率も悪いし、雇用を生み出したほうが社会的にもいいのでは?と言っても結局「今まで・・・」と何をいっても同じ回答しか返ってきません。

少子化でクラスの人数が少ないので、数名の親だけが子供が卒業するまでに2回役員をするとう不平不満が上がっているのに、提案をしてもなぜか誰も変えようともしません。

これも私の地区の決まりごとですが、PTA副会長になったら翌年は会長に自動スライドというのが昭和時代からのしきたりのようです。
あと、地区の理事になると給食費を3ヶ月毎に集金して朝の8:00~10:00(指定された2日間で)に学校の事務室に持っていかなくてはいけません。
令和の時代に人力ですよ!
私は口座引落や各自で指定口座に入金を提案しました。
また、ほかの学校で採用されている「子育て支援金」から強制徴収が一番楽なので、そちらも提案しました。

しかし、「手続きが大変」とわけのわからない回答でもう5年の歳月が過ぎてしまいました。
こういうのは、一度やってしまえばその後みんな楽できるのにせっかく整っているインフラを利用しない愚策でしか無いと思います。

なかには給食費を払ってもらえず、何度も家に訪問しないといけない家庭があります。
そういう家庭からきっちり給食費を徴収するために理事の仕事にしているのでは?としか思えません。

人がたくさんいた昭和時代のままのPTAのシステムを生徒数が半分以下になった今のPTAで回そうとするのは無理があると思います。

PTAがなくても実際回っていくと思うのですが、まったく変わりませんね。
役員にならなくていいように祈りながら、当たり障りの内容に無難にやり過ごすのが一番いいやり方なんですかね~